こんにちは。
ふぁーじ(@phagenotubuyaki)です。
みなさんは、職場や友人との人間関係に疲れた時、「すべてをリセットしてしまいたい」と思ったことはないですか?
そのような心理状態のことを「人間関係リセット症候群」と呼ぶそうです。
私の転職回数の多さも、この心理状態が関係していたのかなあと思っています。
そこで今回は、HSP気質の私が「人間関係リセット症候群」について、自分の経験を踏まえながら書いていきたいと思います。
人間関係リセット症候群とは
「人間関係リセット症候群」とは、ある日突然周囲の人間関係をバッサリと切り捨ててしまう人のことを指します。
人間関係をリセットしたくなったり、急に物を捨てたくなったりするといった行動は、勝手な印象で不快にさせてしまったら申し訳ないのですが、私を含めHSP気質の方に多い気がします。
人間関係リセット症候群になりやすい人の特徴
自己肯定感が低い人
私自身もそうなのですが、ネガティブ思考な方は人間関係リセット症候群になりやすいと思いました。
自分に自信がないことで、様々なことに対して不満を溜めやすくなってしまいます。
自己防衛のために、他人との関係を断ち切ってしまう
一人での行動が好きな人
一人での行動が好きな人も、人間関係リセット症候群になりやすいと思います。
一人が好きな方は、マイペースな性格であることが多く、他人と関わる時間が増える程、一人の時間を求めるようになってしまいます。
他人と関わる時間が増えるほど、人間関係が面倒だと思ってしまう
繊細な気質を持つHSPさん
繊細な気質を持つHSPさんは、相手からの誘いを断れなかったり、人の目を気にしすぎるあまりストレスを溜めやすい傾向にあります。
そのため、人と関わること自体疲れると思ってしまい、人間関係リセット症候群になりやすいです。
HSP気質の方はストレスを溜めやすい
実際に自分がしてしまったリセット行動
LINEをブロック
関係を切りたい人をブロックして、連絡が取れないようにしてしまったことがあります。
会社を退職
会社での人間関係に行き詰まると、すぐ退職することを考えていました。
また次の転職先や新しい連絡先を教えない、連絡がきても対応しないなどの行動も取っていました。
引越し
関係を断ち切りたい人に、自宅の位置や住所が知られている場合、引っ越しまでしたこともあります。
人間関係をリセットしてしまうそもそもな理由
HSP気質な私の視点から、人間関係をリセットをしたくなる根本的な理由をあげていきたいと思います。
人間関係に疲れる
HSPさんは、相手の顔色や声のトーンなどからも勝手に相手の情報をキャッチしてしまいますよね。
そのため相手の機嫌に振り回されたり、相手のことを考えすぎてしまうことによって、人と関わることに疲れてしまいます。
傷つく前にリセット
繊細すぎる気質は周りから理解され辛く、HSPさん達の中には、小さい頃から親しい友人や家族にも傷つく言葉を言われた経験がある方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
その過去のトラウマから、相手と深く関わって自分が傷付くことを恐れているので、傷つく前に人間関係をリセットしてしまいがちです。
私自身も、無意識に相手と仲良くなりすぎるのを避ける傾向があります。
自分に自信がない
自分に自信がないと、他人からどう思われているかを気にしてしまいます。
気にしすぎるあまり他人からの評価を求めてしまい、その結果勝手に相手に振り回されてしまいます。
偽物の自分を作ってしまうことに疲れる
相手に合わせてしまうことで、カメレオンのように性格が変わってしまいます。
その結果、本当の自分がわからなくなることに疲れてしまいます。
人間関係をリセットしたくなったら
リセットは簡単にできますが、繰り返すことによってリセット癖がついてしまいます。
また社会人の場合
- リセット目的で何度も転職を繰り返してしまうと、キャリアを築きづらい
- 今後の就活で、「定着しにくい人」とみなされる場合がある
といったようなリスクも生じてきます。
では衝動的に人間関係をリセットしたくなってしまった場合は、どうしたらいいのでしょうか。
私の場合ですが、一旦冷静になる時間を作ります。
- 携帯の電源を切る
- 自分の趣味に没頭する、
- リフレッシュできる場所に行く
など、とりあえず人との関わりを遮断します。
そして気持ちがある程度落ち着いた後に、じっくり考える時間を作ります。
それでもやっぱり自分に合わないなと思ったり、一緒にいると辛いだけだなと思ったのであれば、ストレスを抱えてまで付き合う必要はありませんし、自分を信じて思い切ってリセットしてしまってもいいのかもしれません。
まとめ
リセットすることは悪いことだとは思いませんが、何度もリセットを繰り返しているとリセット癖がついてしまいます。
もっといい選択肢があったのではないかと後になって後悔してしまうかもしれません。
私の場合、定期的に人間関係リセット症候群がきますが、過去の失敗から衝動的にリセットをすることはなくなりました。
また、人間関係ってこんなものなのかもしれないと開き直れるようになったのも、HSP気質な自分の性格を理解して、受け入れ始めることができてきたからかもしれないです。
「本当これでいいのかな」と悩んだ時に、この記事を通じて、少しでも後悔のない選択をするお手伝いが出来ていたらうれしいです。